今時食品に何かが入っていたというと「今度は何が入っとっただん」となりますが、異物ではありません。
あちこちにまだ土の道路が残っていた頃のカレーライスの話です。

大正生まれのあるお母さんの作るカレーは「オリエンタルマースカレー」で味をつけたあまり色の濃くないカレーでした。
中には肉ならぬハンペン(揚げ半、ごぼう巻き、その他のうちどれか)が入っていました。
聞くところによると、ゆるキャラの小さいおっさん家のカレーには、ちくわが入っていたそうで(あのおっさんいくつなん?)
子供は、小さい時に食べていた物が本当の味だと思う習性があるらしく、ハンペン入りを普通のカレーだと信じて育ったら大人になっても、それを入れないと何か物足りなくなるらしいです。
肉が入ったカレーを知っても、ちくわやハンペンが入ったカレーがみょうになつかしくなるらしいです。

平成生まれの人も、たまにはこんなカレーを食べてみませんか。

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