「おら、お花見は行かねえー。」という小学生に会いました。
「何で?」と聞くと「桜の木の下には死体が埋まってるから。」という返事。

そういえば昔そんな話を聞いた事があります。
その発端となったのは、梶井基次郎さんの書いた「桜の樹の下には」という短編小説からです。
この方は大阪生まれの作家で、肺結核のため31歳の若さで亡くなっています。
「桜の樹の下には屍体が埋まっている。これは信じていいことなんだよ」という言葉で始まっています。
桜の花があまりにも美しく咲くことから、こんな話が伝わっているようですが、全国にある桜の木の下となるととんでもない数です。
このような話まで生まれる程に魅力的な桜。
この桜が昨日、今日の暖かさでかなり咲き、満開になりつつあります。
蒲郡の皆さんもお弁当を持って行きませんか。

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