○○さんはネコを多頭飼いしています。
その中でも一番デカイ「カトーさん」のヒゲが落ちていたのを拾って、大事に財布に入れていました。
カトーさんは茶色で毛足が長く、そこらの小型犬より大きなオスで、漫画の「カトちゃん、ケンちゃん」のカトちゃんに似てるからと「カトリーヌ」と命名され(オスなのに・・)ました。
本名で呼ぶのもめんどうなので日頃は「カトちゃん」「カトしゃん」と呼んでいます。
呼ばれると「フェン、フェン」か「ワフッ」とか(決してニャンとは言わない)返事をします。

ある日、ドラッグストアで買い物をした○○さんはレジで支払う時にヒゲが落ち
○○さん「やだー、どこいった?」
店員さん「何か大事なものを落とされましたか?}
○○さん「大事です、カトーさんのヒゲです。」
店員さん「ヒゲ?どんな?」
○○さん「白くて長いんです。」
店員さん「白くて長い?」
落とし物の正体もわからない店員さんも探してくれたようですが、見つかるはずがありません。
しょんぼり帰った○○さん、ヒゲが無くなったらお金も入ってこなかったということです。

それから又、落ちていたのを見つけて「カトさんのか誰のかわからんけど、まあいーや。」と財布に入れたとか。
入れておくとお金が無しになることがないそうで、ふんとかいなと思いますが・・

じゃヒゲを切るか抜くかすりゃーいーじゃんと考えたアナタ、絶対だめです。
ネコのヒゲは
・この隙間を通れるかどうかの判断の役目
・無くなると平衡感覚がなくなる
・暗闇でも物にぶつからずに歩ける
等々ヒゲの所有者にとってはとても大事なものなので、無理に抜いたり切ったりすると、ストレスでひどい場合は死んでしまうこともあるとか。
そんな方法で手に入れてもラッキーなことはおこりません。
ネコちゃんを飼っている方は、頑張って抜け落ちたのを見つけてください。
その気になると結構落ちているもんだそうです。

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